第二章


豆ことエドワードは家のすぐ手前まで来て重大なことに気がつきました。
「やべぇ・・・・・」
そう、自分の落し物に気がついたのです。
「どうしようどうしよう」
エドワードはうろうろし始めました。
結局、二十分くらいうろうろした後に、明日、学校の帰りに拾いに行こう行こうと決めました。
特に大事なものでもないので、今から慌てて取りに行く必要もないと思ったからです。
エドワードは明日から高校生になります。
毎日イーストシティの学校に通うのです。
リゼンブールからイーストシティに毎日通うのでは、時間もお金もかかるので、
三日前に近くのアパートに引っ越してきました。
親友のウィンリィも一緒です。
「エド!!」
ウィンリィが二階からひょっこり現れました。
「おかえり!いいもの買えたー?」
「いや。あんまり。ちょっとおもしろそうなのもいくつかあったけどな」
「ふーん・・・。ってあんた!!!あたしのバッグは!?貸してあげてたでしょ!?」
エドワードはこれまでのいきさつを話しました。
「だから、明日探す。今日は明日の準備で色々と忙しいから・・・」
ウィンリィは意外とあっさり許してくれました。
「別にいいよ。安物だから。そのかわり、見つからなかったらいいやつ買ってねvv」
損害賠償請求は忘れませんでした。

二人は明日から高校生です。
なんだか波乱の予感がします。

 

 

続く

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